自己紹介

自分の写真
西暦1999年世紀末のクリスマスイブに住友金属鉱山株を初めて買ったのが株式投資の始まり。株式関連の書物を片っ端から買い漁り、色々な手法を試した経験を生かして辿り着いた結論が「シンプル」。現在は株と日経平均先物からFXをメインしてトレード中。

2016年12月25日日曜日

トレード考:怒りと祈り

~〇〇ネタを勝手気儘に解釈して相場感に活かす~

 イライラ、イライラ・・・・・怒り
 最近の私の心境”怒り・怒り・怒り”

 理由は今月はじめ、仕事もほったらかして天国に一番近い島でうつつをぬかした帰路の空港での出来事に端を発します。
 飛行機の搭乗時間まで2時間ほど間があったので、空港内のレストランで食事を取ったることにしたのです。店内に入り空いた椅子の上にお土産が入った手提げ袋を置き、その上に私の携帯バッグを重ねて置いたのです。
 家人がその私の行動に対して、間髪要れず凄い形相と棘のある声で「もう!まったく!」と言い放ち、私の手提げバッグを取り払ったのです。
 「この中に何が張っているかわかってるでしょうぉ!」
 手提げ袋の中には先ほど買ったばかりの”海ブドウ”がたんまりと入っていたのです。
 普通、お土産店ではプラスチィック容器に入って売られていますが、私たちが買ったのは養殖業者の直販店で量り売りのためビール袋に入っていました。
 家人は海ブドウが潰れてしまうことを心配したんでしょう。私の配慮が足りなかったことは反省しますが、家人の口調と態度に無性に腹が立ち声を荒げて反論してしまいました。
 運ばれてきた宮古そば。本来なら美味しいはずですが、味も素っ気もありませんでした。
 それから半月、全く口も利かず過ごしております。
 トレードでは仕掛けるべきところを仕掛けられず、仕掛けざるべきところを仕掛けて損失。
 イライラ爆発!!
 物が破壊され、精神崩壊状態です(笑)
 って、笑い事じゃありませんね。
 
 トレードで大切なのは
 ”心理
 同じ手法を使っても、儲ける事のできる人とできない人の違いは”心理”にあります。
 
 今回のトレード考は自分自身を戒めて、送る言葉を書きたいと思います。
主よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
 変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
 そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ
。」
 ~ ”ニーバーの祈り”(翻訳者:大木英夫)
 
 これはアメリカの神学者ラインホルド・ニーバーが作者といわれている祈りです。
 トレーダーが受け入れなければならないのは損失と値動きです。株価が下落しているときにいくら「神様、株価を上げ給え」なんて念じても、株価は無常にも下げていきます。多額の資金を有しているビッグプレーヤーでもない限り、蟻んこトレーダーが株価の動きを変えることはできません。
 値動きを受け入れて損失も受け入れる。
 変えられることは損失を少なくコントロールすることだけです。
 
 「最も上手く負けるものが結局は勝つ」

 心を平静にしてトレードしたいものです。(未だに家人とは冷戦中で・・・・)