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西暦1999年世紀末のクリスマスイブに住友金属鉱山株を初めて買ったのが株式投資の始まり。株式関連の書物を片っ端から買い漁り、色々な手法を試した経験を生かして辿り着いた結論が「シンプル」。現在は株と日経平均先物からFXをメインしてトレード中。

2018年7月9日月曜日

『3』の思考法

~時代を1歩、いや3歩あとから追いつく読書、ピ、ラ、未、読~ (ピラ未読とは~ピラニアの如く貪欲に本を収集しピラミッドの如く読まずに積み上げる読書と勝手に名付けて、紹介した本の要旨を強引にまとめ&自分の読書備忘録とするコーナー)


今回ピラミッドの山から取り出したのでなく、本屋で購入したもの。
本屋で本を物色中、たまたま手に取り前書きを少し読んで、何事にも「シンプル」を心がけている私にはおあつらえ向きの本と分かり即買い。
購入して読んでいない本がピラミッドになっていることが頭をよぎりましたが、ひと時、記憶喪失とあいなりました・・・・

その本は

アイディアの神が降りてくる『3』の思考法
(齋藤孝著:朝日新書刊)

です。


著者は明治大学の教授であり、テレビなのでコメンテーターとして活躍されベストセラーを多数ある言わずと知れた方であります。
このような頭脳明晰の方も、シンプルな数字の『3』を意識して考えていることに驚きました。
『3』といえば「3大なんちゃら」「三段跳び」「金銀銅」等々何かと使われて、親しんでいる数字です。この数字の『3』を色々な場面で利用することが書かれています。

この本にならって要旨を3つにまとめると

1.『3』はアイディアが生まれる神の数字、「3つ選ぶ」「3つに分類」「3で評価」
2.『3』の思考法は「3本柱」「3ボックス方式」「第3の選択肢」
3.『3』で行動、「3つの標語」「3で時間管理」「3で人生の目標」

これはただ単にまとめたというより、目次の章と節を抜き出しただけです。(;^ω^)
当然ですがこの本の構成は3章と各章に3節となっています。

この本を読んで特に印象に残ったのが2つありました。
一つは「3色ボールペン」を使用しての読書と時間管理。もう一つはオリンピック柔道で金メダルを獲得した野村忠宏さんのエピソードです。
3色ボールペンの件は同書を読んでもらうとして、野村選手の決め技は「背負い投げ」。この技だけだと相手に対策を取られるため、背負い投げを軸に2つのほかの技を用意したそうです。野村選手ほどの俊逸の方なら数多くの得意技を身に付けられたでしょう。しかし技を増やすとどれを使うか迷いが生じるので、得意技を必要最小限にして迅速な決断をする。

一つの軸になる得意技プラス押さえの技2つが最強のやり方。これはトレードでも通用する考え方ですね。


追伸:このブログを書き終えた後、たまたまピラミッドの中に「原稿用紙を10枚書く力」という同著者の本が見つかり、目次から構成を確認してみました。
お見事、3章3節構成でしたよ。しっかり、「文章は3の法則で構成する」という節もありました。
あ、あと「3色ボールペン」、文具屋に早速行ってフリクション製の「色ボールペン」を買いました。

  




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