~私、ひでポン吉が日経新聞の中で気になる記事を独断と偏見で選び出し"真っ白"な心で勝手気ままに意見(イチャモン)をつける、上から目線の「日経はおも白い」と題したコーナー。
日経新聞は一般大衆紙に比べお値段が少々張り、また難しく敷居が高いと思われ敬遠してしまっている”あなた”に(私も最近までそうでした)”ちょっとでも読むきっかけとなれば”と思い(高飛車な)、日経新聞の中で関心を惹いた記事を紹介しています~
今月から「私の履歴書」を書いているのが、カルロス・ゴーン日産自動車社長です。
バブル時代は日産のシーマ、後輪タイヤがハの字で下品なまでのパワー。ちょっと、あこがれちゃいました。それにブルーバードSSSや「食う寝る遊ぶ」のセフィーロなどなど、元気でしたがバブルが弾けて青息吐息。そこに登場したのがMr.ビーン、じゃなかったゴーン社長です。
そして、ゴーン社長の采配で見事息を吹き返して、横浜みなとみらい地区にデカい日産本社を構えています。たまに、散歩がてら横浜駅東口から本社ビルの自由通路をギャラリーに展示されているGT-Rを眺めながら通り抜けています。
そのゴーンさんの回顧録ですが、普段、日経新聞の旅行広告欄かゴシップ週刊誌の宣伝欄しか読まない家人が珍しくゴーンさんの記事だけは欠かさずに読んでおります。(笑)
連載は今日で21回目になりますが、その中で特に印象に残ったのが
「ビジョンを社員に浸透させるのに重要なのは共通の言語。それが”数字”だと思っている」
「数字は多様な言語、文化の中で育った私が考え抜いた共通の言語なのだ」
と述べていることです。
”数字”は客観、具体的であり、言語の違いに関係なく、意味を間違えようがないですもんね。
先日の連載では、リーマンショック時に日産自動車も色々な危機が起き、計画変更を余儀なくされましたが、電気自動車の計画だけは投資を続けたそうです。 そういう話の中にあってゴーン社長の生まれ故郷であるブラジル出身の作家パウロ・コエーリョが書いた
「アルケミスト 夢を旅した少年」
という小説を紹介していました。
私は一度読んだことがあるのですが、「夢」を諦めてはいけないという内容だったと思いますが大半の部分を忘れてしまっていたので、再度読み返した次第です。概要は主人公である羊飼いのサンチャゴという名前の少年が見た夢を実現する話でしです。信じて進んでいれば”道は開ける”というう教訓が、この本から 学ぶことができます。ゴーン社長も昨年秋に読み返したそうでが、信じたら周囲の批判を恐れず前に進むことも時には大切だと改めて思ったそうです。
皆さんも この本によって”忘れていた自分自身の夢や目標”を思い出して再挑戦してみたらどうでしょうか。
最後にこの本に書かれているサンチャゴが夢を 追いかけて旅を出る場面で、夢を諦めて日常を生きるパン屋の主人を見て、ある老人から言われた言葉です。
「人は、自分の夢見ていることをいつでも実行できることに、気がついていない」
記事の詳しい内容は”日経新聞”買って読んでくださいね。
(私は日経新聞の回し者です(*^^)v)